1945年8月6日
…………… ..ヽ . ;: . / .⌒ _,,..__ ヽ ) ;. :ノ……… ………
:::::::::::::::::::::::::::ゞ (. (::.! l,;::) .ノ ノ ./::::::::::::::…….:::::
._ゝ,,. .-ー;”””~ ‘;;; - .._´,
._-” ,.-:”ー”l”~:|”’ーヾ ヾ
::( ( . |: ! ) )
ヾ、 ⌒~'”| |’⌒~'”´ ノ
“””’ー-┤. :|–~”””
:| |
j i
ノ ,. , 、:, i,-、 ,..、
_,, ,. -/:ヽ::::::::ノ::::Λ::::ヽ::::– 、ト、
,,/^ヽ,-””::::\::::::/:::::|i/;;;;;;/::::;;;;ノ⌒ヽノ:::::::::ヽ,_Λ
広島に原子爆弾が落とされた
東洋工業(当時のマツダ)は比治山と呼ばれる山に守られる形で生き残った。
時は過ぎ、昭和34年(1959年)の事
やる夫で学ぶ「ロリータ開発期」
に見えた
/ ̄ ̄\
/ \
|:::::: |
. |::::::::::: |
|:::::::::::::: | ….,:::´, .
. |:::::::::::::: } ….:::,, ..
. ヽ:::::::::::::: } ,):::::::ノ .
ヽ:::::::::: ノ (:::::ソ: .
/:::::::::::: く ,ふ´..
-―――――|:::::::::::::::: \ -―,――ノ::ノ――
|:::::::::::::::|ヽ、二⌒)━~~’´
当時マツダは苦境に立たされていた。
通産省主導による業界自動車再編が行われるのではと囁かれていたのである。
このままでは、マツダも危うい・・・・。
____
/ \
/ ─ ─ \
/ (●) (●) \ このままじゃ不味いお
| (__人__) | 生き残るには何かドデカイ
\ ` ⌒´ / 「大逆転ホームラン」が必要だお
当時、社長だった松田恒次はどうにか生き残ろうと打開策を考えた。
マツダを生き残らせる大逆転ホームラン・・・・
そのホームランはドイツに有った
-‐ ‘´ ̄ ̄`ヽ、
/ /” `ヽ ヽ \
//, ‘/ ヽハ 、 ヽ
〃 {_{ ⌒ ⌒リ| l │ i|
レ!小l( ●) (●)从 |、i| 社長、ロータリーエンジンって知ってますか?
レ⊂⊃ 、_,、_, ⊂⊃ |ノ
ヽ、 ゝ._) j /
ヘ,、 __, イ
____
/ \
/ ─ ─ \
/ (●) (●) \
| (__人__) |ん?それはなんだお?
\ ` ⌒´ /
ロータリーエンジン・・・・
それはまさに「夢のエンジン」と呼ぶに相応しかった。
レシプロエンジン(ピストンエンジン)が爆発による上下運動をクランクで
回転運動に変換するのに対しロータリーは直接回転運動で回るため、
以下のメリットがあった。
1:バルブが要らない
2:同じパワーのエンジンに比べると軽量かつコンパクト
3:同じクラスのエンジンに比べるとパワフル
4:騒音が少ない、振動も少ない
などが有ったが・・・
多くの発明家や技術者が挑んだがどれもことごとく失敗に終わる始末だった
ヽ(`Д´)ノ やってられっか!
( ) 今畜生!
/ ヽ
同昭和34年、ドイツのNSUとヴァンケル博士が共同で
ロータリーエンジン開発にを試験的に開発したと発表する
ここからマツダの戦いが始まろうとしていた
どうか完結させてください。
それだけが、私の望みです…。
____
/\ /\
/( ●) (●)\
/ :::::⌒(__人__)⌒:::::\ これしかないお!
| |r┬-| | マツダが生き残るにはロータリー
\ ` ー’´ / しかないお!
そう感じた松田恒次は有る作戦を実行に移す。
「手紙大量作戦」で有る
「手紙大量作戦」とは文字通り手紙をたくさん送る作戦である。
松田恒次社長はあらゆるコネを駆使しNSUに「うちでロータリーを!!」
と送ったので有る。
これに圧倒されたNSUの社員は
____
/:;:;:;:;:`ヽ.
./;/ ヽ;:’,
/;/ __,.ヘ、___!___
,. |/'”´::::|:::::ヽ::::::::::::`”” 、
,. ,. ”::::::!:::::::::/|:::::::::i:::::::::::::::::::、:::::ヽ、
’´ /::::::::::::::::/レ|:::::::::i:::::ヽ、ヽ;:::::\:::::’,
/:::::::::::::::::::/|:::::i::::::::::|\::::;i`ヘ::::::::\i
,’::::::::/::::::/:/ !;;ハ::::::::| \!;;;ハ::::::::::::::ヽ.
i:::::::/!::::::i/〒テテ ヽ::::| テテテ’!ヽ\:::::::::’,
!::::/::i::::::::ハ ヒ:;:;r ヽ! ヒ;:;r! !\::::!へハ! これは凄いな・・・
V’! イi::::::/!:! “” “”.l:::ヘ:::!:| 凄い手紙の量だよ・・・。
ヽ! ヽ!::|::i>、. 、_,、_, ,.イ:::|:::::レi::|
|::|:::|::::::`7:.r–r 7´|:::|::::|::::::::|::|
.|::|::::|:::;:イヽ!__/::::`>.,|::::|:::::::|::|
//
!| _,…——、,,,_ / /
.| ,. -‐” ´ ```、/ /
>’゙  ̄ ̄` ヽ 、
/ , 、 __``ヽ、
/ /i |、r、ィii.| , ヽ  ̄””’`ヽ
./ | ./ | .| | .| ヽ,
f | / | | | | , ’、
.| | | ../ .|| | ハ .| ヽ
.| | | ./ | |’ | | ト、 ヽ
|/ | .| / ` ’ ハ | .| ヽ, i
/ / | /| / / |.| | `ヽ, |
/ _,,.ィ/ | / .レ \ / / ミ|ハ .| ヽ
/// ./⌒| / ,,,,,,,,,,,,_,,, —i’) ``’, .|
´// | .| /. 、,___, ‘ ==| 弋-ヘ.|> 断ると何されるか
. /// 弋_| ./ ヾ彡. ,.ノ ヽ, リ 分からんな。しゃーない、マツダと技術提携
./ / _,.ィ<|.へィ‐‐、 __,。ィ’゙ | してやるか
/ /_,,ィ’゙√,\〉/ ヾ”’ァ‐–‐’゙、_ ヽ,゙゙”‐ ,, |
/ /‐’゙ / ゙V ノノ `i 〉、\i ``ヽ、,,|
レ’ . { .| .r‐’゙’´ヽ | ./:/.)、 ` `
| .| |\、\’、 | / / /.ィ’
r┴—┤ |λヽ、ヽi .レ’゙/../-‘゙ ヘ、__
| _,,,,,,,,,,,| | `iヽヽ::iレ’゙/ノ / . >
NSUの社員をびびらせるほど手紙作戦は功を奏したのである。
そして技術提携するのだが・・・
____
/⌒ ⌒\
/( >) (<)\
/::::::⌒(__人__)⌒::::: \ やったお!ロータリーさえ有れば
| /| | | | | | 後は安泰だお!
\ (、`ー―’´, /
 ̄ ̄ ̄
この時、社長はノリノリだったのだが・・・・
____
/ ノ( \
/ _ノ ヽ、_ \
/ ノ( ●━━● \
| ⌒ (__人__) ノ( | あん!?どういう事だお!
\ ` ⌒´ ⌒/ ふざけるなお!
|.| //
!| _,…——、,,,_ / /
.| ,. -‐” ´ ```、/ /
>’゙  ̄ ̄` ヽ 、
/ , 、 __``ヽ、
/ /i |、r、ィii.| , ヽ  ̄””’`ヽ
./ | ./ | .| | .| ヽ,
f | / | | | | , ’、
.| | | ../ .|| | ハ .| ヽ
.| | | ./ | |’ | | ト、 ヽ
|/ | .| / ` ’ ハ | .| ヽ, i
/ / | /| / / |.| | `ヽ, |
/ _,,.ィ/ | / .レ \ / / ミ|ハ .| ヽ
/// ./⌒| / ,,,,,,,,,,,,_,,, —i’) ``’, .|
´// | .| /. 、,___, ‘ ==| 弋-ヘ.|> この条件で無いとロータリーは出せないよ。
. /// 弋_| ./ ヾ彡. ,.ノ ヽ, リ 嫌ならやめるこったな。
./ / _,.ィ<|.へィ‐‐、 __,。ィ’゙ |
/ /_,,ィ’゙√,\〉/ ヾ”’ァ‐–‐’゙、_ ヽ,゙゙”‐ ,, |
/ /‐’゙ / ゙V ノノ `i 〉、\i ``ヽ、,,|
レ’ . { .| .r‐’゙’´ヽ | ./:/.)、 ` `
| .| |\、\’、 | / / /.ィ’
r┴—┤ |λヽ、ヽi .レ’゙/../-‘゙ ヘ、__
| _,,,,,,,,,,,| | `iヽヽ::iレ’゙/ノ / . >
当時、NSUが出した提携条件は以下の通りである
1:10年で契約金は2億8000万円(当時の従業員8000人分の給料ぐらいに当たる)
2:お前(マツダ)が取得した特許は無条件でNSUによこせ
3:ロータリエンジン搭載車販売1台販売ごとにNSUへのロイヤリティー発生
と言う一方的なものだった
____
/ \
/ _ノ ヽ、_ \
/ o゚⌒ ⌒゚o \ けどマツダが生き残るには
| (__人__) | ロータリーしかないお・・・
\ ` ⌒´ / 分かった、契約するお
こうしてマツダはNSUと契約。
早速試作ロータリーエンジンを送ってもらうのだが・・・・
____
/ノ ヽ、_\
/( ○)}liil{(○)\
/ (__人__) \
| ヽ |!!il|!|!l| / | 何じゃこりゃあ!!!
\ |ェェェェ| / これじゃ市販できないお!
送られてきた試作エンジンは姉歯建築もびっくりの欠陥だらけ未完成のシロモノだった。
アイドリング時の激しい振動(電気あんま)、すさまじい白煙、
通称”悪魔の爪あと” (ローター内壁に波状磨耗が起きる致命的トラブル)と
欠陥のバーゲンセールだった
試作機も見ずに契約とはw
当時の日本の立場なら仕方ないことなのか....
今でもロイヤリティー払ってるからロータリーは高いんだよな・・・
基本的に実用化を成功させたのは
マツダの基地外開発員(いい意味で)たちが頑張ったおかげだ。
まだ現役なのか知らないがむかしロターリーエンジンの開発チームだった人が
現在手作りオートバイ教室ってのをやってるってきいたことがある。
欠 業界内の悪評 ヒソヒソ・・・ 「あんなエンジン、駄目だよ」
陥 白煙もくもく
だ 市販のめど立たず 「結局夢物語」 激しい振動
ら ロイヤリティー オイルの過大消費
けコソコソ・・・ NSUの罠 「マツダも終わったな」
「とんだ勇み足」 時間
「社長、やっちゃいましたね」
二人組み 好きだったあの子 ザワ・・・
「これじゃ、マツダもだめかもな」 / ̄ ̄ ̄\
夢のままのエンジン / ─ ─ \ NSUに飲まされた泥水
/ <○> <○> \
無茶 会社の行く末 あほ社長 | (__人__) | 予算が無い
ザワザワ・・・・ ガヤガヤ・・・ \ ` ⌒´ /「もう駄目だ」
夢に目がくらんだ 従業員が路頭に・・・ / \ たった40時間で停止
苦境に立たされたマツダ・・・しかし!社長は凄かった
ノ L____
⌒ \ / \
/ (○) (○)\
/ (__人__) \
| |::::::| | こうなったらあいつらをギャフンと言わせてやるお!
\ l;;;;;;l /l!| ! 社運をかけて実用化するお!!
/ `ー’ \ |i
/ ヽ !l ヽi
( 丶- 、 しE |そ ドンッ!!
`ー、_ノ ∑ l、E ノ <
レY^V^ヽl
ロータリープロジェクトの始まりである・・・
その頃、ある男が燻っていた
/´ ̄ ̄ ̄  ̄ ヽ
/ \
/::::: \
_______ + /::::::::: ヽ
|i:¨ ̄ ,、  ̄¨.: i |::::::::::: | やってらんねーよ。
|i: /ヘ:\ :i| _ |::.:. : : ,,ノ:..:ヾ、 | ライン工なんか・・・
.|i:〈`_、/´_`>.、 :i| ,.r:;’三ヽ:: :: . ー'”´ ,,、 ー‐‐,, /`、
|ii~~’、;’´`,’~,;~~~~:i|;イ:;:”:::::::::::\;;。(ー一) (ー一)。;:;:. /::::: ヽ
|i`::;:’:::::;::;:’::::::::::;.:i|`。⌒/7, -──~ 、(___人___,)”⌒;;::/::|:::::〆::\
|i::::::;:’:::::::::::::::::::::::i| ::::://,::::.. ” ニニヽ、⌒ij~”;_ ィ /:::::::|:::::〃::: : ヽ
─|`ー=====一 | ::::::|_|;;、:::.__y-ニニ’ー-ァ ゚‐─’───┴────── ‐
::::::`ー―――‐一´ ̄~  ̄  ̄
ロータリー47士の一人、山本健一で有る。
初め、設計・開発を希望したが受け入れられず、ライン工をやっていた。
そして腐って自棄酒を飲んでいたのだが・・・
-‐’´ ̄’´ ̄` ヽ、
+ /| //, ‘///`´| | | ヽ 、ヽ
/::::| 〃 {_{ レ|::::::::レりりリ .l彡|
∥:::| |!小 l━:::::::::::━レ| l │ |
∥:::| ヽ| | ●:::::::::::::● | | |、| お前、店から出ろ!
| ̄| | l⊃ ___, ⊂⊃ | |ノ.| 人が折角の休みで飲んでるのに
/⌒ヽ__|ヘ `ー’ j /⌒i ! 酒が不味くなるだろうが!
\ /:::::| l>,、 __, イァ/ /│
. /:::::/| | ヾ:::|三/::{ヘ、__∧ |
`ヽ< | | ヾ∨:::/ヾ:::彡' |
ある客とのいざこざである
店を追い出された山本氏。そこで彼が見たのは
,. ―――- 、
/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::ヽ、.
/.:.:.:.:.:.:.:∧.:∧.:∧.:.:.:.ヽ.
. /.:イ.:.:.:.:l/ VuV ヽ.:.:.N.
Vl,. ィ.:.:.|  ̄゛  ̄ヽ.:.|
| |.:.:.| ´ ̄ l  ̄ V|
ゝ」.:.:.| u ヽ u |.:.|
ト.N ´ ル. 町が復興している・・・
. |. ヽu ― / 俺の作ったトラックが町を復興している・・・!
」、 ヽ、_/ こうなりゃライン工極めてギャフンと言わせてやる!
イ´| ヽ、__」
/: :|: : ト、 /::ヽト-、.
/: : : :|: : :ヽ Vゝ;;;;人|: :ト、
: : : : |: : : :ヽ /::::| |: : |: :ヽ、
: : : : |_; : ヽ /:::::::| | 、: 〉: :ヽ
: : : : : :/: : :V:::::::::V: :Y: : : : :|
: : : : : \: : : :ヽ:::::::|: : : : 〉: : : |.
: : : : : : : :\: : :ヽ:::|: : : :/: : : : :|
山内氏はその後、気持ちを入れ替え勉強は仕事に励み
何と、希望だった設計部門に異動となった
ロータリー開発はこうしてスタートを切る。
まずは白煙こと「かちかち山の狸」退治で有る。
-‐ ‘´ ̄ ̄`ヽ、
/ /” `ヽ ヽ \
//, ‘/ ヽハ 、 ヽ
〃 {_{ リ| l.│ i|
レ!小lノ `ヽ 从 |、i|
ヽ|l ● ● | .|ノ│どうすれば、白煙は消えるにょろ?
|ヘ⊃ 、_,、_,⊂⊃j | , | いい手立ては無いにょろ?
| /⌒l,、 __, イァト |/ |
. | / /::|三/::// ヽ |
| | l ヾ∨:::/ ヒ::::彡, |
ある一人の男が考え事をしながら歩いてた時の事
. _,,….,,_
,r‐:”:.:.:ヽ!:.:`ヘ
.r’ー–:.:._:.:.:.:.:.:.:|:`’i
i:.:.:.:.:.:ィ-{:.!”´゛!:.}、:.lヽ
}ニニ{l/__l/ |ノ__i:}
l_:.:fリ `’ ’´ | /
f Y  ̄ i  ̄ | ―
ヽ,_ 〉 l \
}、 _ / 漏れを防ぐにはよくパッキンを使うよな・・・
| ヽ / エンジンにパッキン・・・・
rfニニzニーr.´
/: : : : :`’ー-ヽ_
. /: : : : : : : : : : : :ヽ
/: : : : : : : : : : : : : :.ヽ
. /: : : : : : : : : : : : : : : : i
!
. _,,….,,_
,r‐:”:.:.:ヽ!:.:`ヘ
.r’ー–:.:._:.:.:.:.:.:.:|:`’i
i:.:.:.:.:.:ィ-{:.!”´゛!:.}、:.lヽ
}ニニ{l/__l/ |ノ__i:}
l_:.:fリ `’ ’´ | /
f Y  ̄ i  ̄ | ―
ヽ,_ 〉 l \
}、 _ / ショベル・・・・
| ヽ / ん!?まだゴムは試してないぞ!
rfニニzニーr.´
/: : : : :`’ー-ヽ_
. /: : : : : : : : : : : :ヽ
/: : : : : : : : : : : : : :.ヽ
. /: : : : : : : : : : : : : : : : i
ゴムを試そうと会社に戻った男だったが
/´ _ ヽ\
./ / /仏∠! } } トハ
/l lレィ┿! j┿テトj/リ! ミ}
|∧ |j-‘● ● ‘イ l {
|ヽ} 、_,、_, │ ハ彡| ゴムなんか使えないわ
| 八 { } _l /ノ ! エンジンの熱で溶けちゃうわよ
| lr’⌒)、._ ̄_ (´ j // i |
l/ヾ三} l___/{彡’´} i |
|l ノl |二//| l ,イl|
ゝー’ ∧! //∧__j / l |
\ ゝ‐<::./::./ .::.::.::.::\/ | .::.::.::.::.::.:: /::.::.:|::.::.::.::.::.::.::.:::
\ 〃 / _ ヽ:/::.::.::.::.::.:/\ |::.::.::.::.::.:: /::.::.:: |::.::.::.::.::.ヽ::.::
{{ / / __ ヽ ’,.::/::./ `ー |::.::.::.::.:: / |::.::.:/|_::.::.::.::.:l::.::
. ── | ! /r ) } |イ斤テ左≡ォz /::.::.::.::/ 斗七 !::.::.::.::.::.::.|::.::
. ∧ ヽヽ _/ /::! レヘ :::::::::/ /::.::. / j / | .::.::.::.::.:: |::.::
. , -―ヘ `ー /.::.| rー’゚:::::::/ /::.:/ テ左≠=ヵ::.::.::.::.::. |::.::
____/ { /.::.::.| ゞ辷zン // う。::::::7 /イ .::. |::.::.::.|::.::
彡_/ ヽ イ ::.::. | /ヘ:::::::/ |.::.::.:|::.::.:∧::. ゴムじゃ溶けておじゃんだよ
〃 V ヽ ヽ.::.: | ヾ辷:ン /:l::.::./!::.:/ 無理だって
l { ∨ }__.::.|\ <! ・ /::.l::|::./│/
ヽ ヽ {  ̄ ̄ ̄`ヽ _ イ::.: l::|:/ j/
、 \ \ } ) / ̄ ̄ ̄l7::.:|::.::.j::l′ /
技術者たちは反対した。だが・・・
!
. _,,….,,_
,r‐:”:.:.:ヽ!:.:`ヘ
.r’ー–:.:._:.:.:.:.:.:.:|:`’i
i:.:.:.:.:.:ィ-{:.!”´゛!:.}、:.lヽ
}ニニ{l/__l/ |ノ__i:}
l_:.:fリ `’ ’´ | /
f Y  ̄ i  ̄ | ―
ヽ,_ 〉 l \
}、 _ / やって見なけりゃ分かんないだろ
| ヽ / とにかくゴムを試そうぜ
rfニニzニーr.´
/: : : : :`’ー-ヽ_
. /: : : : : : : : : : : :ヽ
/: : : : : : : : : : : : : :.ヽ
. /: : : : : : : : : : : : : : : : i
そういって押し切り実験する事となった
はたして・・・うまくいくのか・・・
誰もが「無理だと」思っていた
-‐ ‘´ ̄ ̄`ヽ
/:::/ ̄`ヽ::::::::::::::\
//// ∨::、::::::::::::、
,’/:l、{\ / |::|:::::|:::::::::l 実験したけど、溶けなかったにょろ
レ|、l ● ● ハl::::::|::::|::::| これはいけるにょろ!
ヽ|l⊃ 、_,、_, ⊂⊃::|::::|::::|
/⌒ヽ__|ヽ ヽ._) |:::::|::::|/⌒ヽ
\ /:::::|::::l>,、___,. イ:::::|/ /
. /:::::/|::::| 〈::l三/::::/ |::::::ト、_∠
`ヽ{.|::| ヽ∨:/ .|::::::|::::::::::ノ
エンジン内は意外と低温で、ゴムは溶けなかった。
耐熱シリコンゴムを使う事により、見事狸を退治したので有る
いける・・・誰もが変態ロータリーエンジンに一筋の光を見た・・・
これにより、電気あんまも解決したが・・・
____
/ \ ( ;;;;(
/ _ノ ヽ__\) ;;;;)
/ (─) (─ /;;/
| (__人__) l;;,´
/ ∩ ノ)━・’/ 悪魔の爪あとは一向に消えないお。
( \ / _ノ´.| | どうしたものかお・・・・
.\ ” /__| |
\ /___
まだ致命的な悪魔の爪痕が解決したわけではない。
この難題が解決できない限り、実用化は不可能だった
何度も繰り返される実験・・・そして失敗・・・
開発者の疲労はピークに達しようとしていた・・・
____
/ \
/ _ノ ヽ、_ \
/ o゚⌒ ⌒゚o \ 硬くすればローターに爪痕、柔らかくすれば磨耗するお・・・
| (__人__) |どうすればいいお・・・
\ ` ⌒´ /
開発は難航したが・・・
/ ̄ ̄\
/ノ( _ノ \
| ⌒(( ●)(●)
.| (__人__) /⌒l 駄目だ!やっぱり爪痕ができる!
| ` ⌒´ノ |`”’| くそっ!牛の骨も試したんだぞ!
/ ⌒ヽ } | | __________て
/ へ \ }__/ / | | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| | |(
/ / | ノ ノ | | \ / | | |’, ・
( _ ノ | \´ _ | | \ ノ( / | | | , ‘
| \_,, -‐ ””  ̄ ゙̄”―—└’´ ̄`ヽ | | | て
.| __ ノ _| | | (
ヽ _,, -‐ ”” ̄|_ ̄_o o o___|_|r'”
この様に開発は荒れ模様だった
広がる不安・・・
このままでは会社がつぶれてしまう・・・
プロジェクトXより開発者の心情がわかりやすい
だが、理解はしづらい
ある男がこう言った
/ ̄⌒⌒ヽ
| / ̄ ̄ ̄ヽ
| | / \|
.| | ´ ` |
(6 つ / なら構造を変えりゃいいんじゃねえか?
.| / /⌒⌒ヽ いろんな素材やってだめなら構造を変更すりゃいい
| \  ̄ ノ
| / ̄
と言う訳でアペックスシール(ロータリーの頂点3点にある部品。唯一ローターと接触してる)
にクロスホロー加工を施してみた
クロスホロー加工アペックスシールを装着したロータリーでテストとなった
そしてローターを見ると・・・・
_____
/ / /|
| ̄ ̄ ̄ ̄| .|
|徳島ミカン |/ヽ、
/ /” `ヽ ヽ \
//, ‘/ ヽハ 、 ヽ
〃 {_{ノ `ヽリ| l │ i|
レ!小l● ● 从 |、i| やったにょろ!
ヽ|l⊃ 、_,、_, ⊂⊃ |ノ│悪魔の爪痕が消えているにょろ!!
/⌒ヽ__|ヘ ゝ._) j /⌒i !
\ /:::::| l>,、 __, イァ/ /│
. /:::::/| | ヾ:::|三/::{ヘ、__∧ |
`ヽ< | | ヾ∨:::/ヾ:::彡' |
これにより悪魔の爪痕が消え、実用化の目処が立ち始めた。
いよいよマツダのターンである
ずっと俺のターン!!
マツダの変態開発員たちは喜び勇んだ・・・
まだ課題は有った。アペックスシールの耐久性で有る
____
/ \ ( ;;;;(
/ _ノ ヽ__\) ;;;;)
/ (─) (─ /;;/
| (__人__) l;;,´
/ ∩ ノ)━・’/ 悪魔退治は成功したけど、
( \ / _ノ´.| | まだ耐久面で十分じゃないお・・・
.\ ” /__| |
\ /___
まだアペックスシールの耐久性が残されていた
する一人の技術者が
-‐ ‘´ ̄ ̄`ヽ、
/ /” `ヽ ヽ \
//, ‘/ ヽハ 、 ヽ
〃 {_{ ⌒ ⌒リ| l │ i|
レ!小l( ●) (●)从 |、i|
レ⊂⊃ 、_,、_, ⊂⊃ |ノ カーボンをアルミで包んだらどうです?
ヽ、 ゝ._) j /
ヘ,、 __, イ
____
/\ /\
/( ●) (●)\
/ :::::⌒(__人__)⌒:::::\カーボンをアルミで包む?
| |r┬-| |それだお!やってみるお!
\ ` ー’´ /
カーボン+アルミで作られたアペックスシールは、耐久性が向上した上
強度も増した
,.へ
___ ム i
「 ヒ_i〉 ゝ 〈
ト ノ iニ(()
i { ____ | ヽ
i i /__, , ‐-\ i }
| i /(●) ( ● )\ {、 λ
ト-┤. / (__人__) \ ,ノ  ̄ ,!
i ゝ、_ | ´ ̄` | ,. ‘´ハ ,!
. ヽ、 `` 、,__\ /” \ ヽ/
\ノ ノ ハ ̄r/:::r―–―/::7 ノ /
ヽ. ヽ::〈; . ‘::. :’ |::/ / ,. ”
`ー 、 \ヽ::. ;:::|/ r'”
/ ̄二二二二二二二二二二二二二二二二ヽ
| 答 | ロータリー市販決定 │|
\_二二二二二二二二二二二二二二二二ノ
こうしてロータリーエンジンの実用化に成功する・・・
ダメダメな文章、グダグダな中で付き合っていただき有難うございます!
次はル・マン挑戦編をやりたいと思っています・・・
がんばれwww
もし良ければこのペースでル・マン編も書こうと思うのですが
みなさんはどうです?
>>120
お願いする
じゃあ、書かせていただきます!
コスモスポーツ販売によりマツダは危機を脱し、それに加えロータリー実用化と言う賞賛も得たのだが
____、′ 、 ’、 ′
/ \ . ’ ’、
/ ─ ─\ 、′・” ”; ” ’、
/ (●) (●) \ ‘、′・ ’、.・”; ” ’、
| (__人__) ‘、′ ’、 (;;ノ;; (′’ ・. ’、′”;
\ ` ⌒´ ‘、′・ ( (´;^`⌒)∴⌒`.・ ” ; ’、′
ノ 、 ’、 ’・ 、´⌒,;y’VAIO;;;;;ノ、”‘人 ヽ
/ 〃 、(⌒ ;;;:;´’从 ;’ ;:;;) ;⌒ ;; :) )、 ヽ
( ヽ、 ,.γ ー( ´;`ヾ,;⌒)´ 从⌒ ;) `⌒ )⌒:`.・ ヽ
| ヽ γ⌒ヽ)ニ`:::、 ノ …;:;_) …::ノ ソ …::ノ
ロータリーエンジンは危機に直面する
ロータリーの燃費が悪いのはもっと改善されないの?
>>129
どうも致命的に難しいみたいね
オイルも消費するし
ある意味燃費が悪いのはあきらめてるw
昭和43年(1968年)多くのメーカーを苦しめ、スポーツカーを淘汰した
アメリカによる排ガス規制で有る・・・。
ロータリーエンジンが燃費が悪いのに加え、ロータリーを快く思っていないサヨクどもの
格好の攻撃ターゲットだった
____
/::::::─三三─\
/:::::::: ( ○)三(○)\「ロータリー、オワタw」
|::::::::::::::::::::(__人__):::: | ________
\::::::::: |r┬-| / | | |
ノ:::::::::::: `ー’´ \ | | |
ルマンはロータリーの歴史には欠かせないな
フォードの傘下に入った時のロータリー存亡の危機もよろしく
/: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : \
/: : : : : : : : : : : : : : : : :.、: : : : : : : : ヽ
. /: : /:: : : / : : : !:: : : : !: : !: : : ヽ:: : : : : ‘,
/: : /: : : 斗–、 :|: : : : :|: : | ,ィT: ‘,: : :ヽ : !
|: : |: : : : : |: / \: : /|:.ィ: :ヽ: : :.|.: : : ト、:|
|: : |: : : : /!/ ⌒ヽ| :/ |:./⌒ヽV: |.: : : | V
< : 」_: : / 〈 {} |/ レ {} }|:./ヽ: : |
<:: |. 小{ _,,.. - 、-.,_ レ{: :.|ヽ:|
厶ヘ ハ 、 {ハ/ V ロータリーだなんてゴミエンジンだろ
\_! _ ’ ! こんな環境に悪いエンジンは要らないねw
ヽ / `t /
___,r| \ { / /
/:/::::| \ ヽ `_⌒ ィ ´
/::::::/::::::| \ ´ ∧>、
/:::::::::::/::::::::| \ / !\::`ー- 、
::::::::::::::/:::::::::∧ /二\ |::::::ヽ::::::::::::\
::::::::::::/::::::::::::::∧ヽ /: : : : :}ヽ!::::::::::〉:::::::::::::::!
ぼろくそにこき倒されたロータリーエンジン。
だが黙るほど技術者も甘くは無い
くそう 書かずにいられないwww
>>134
誠氏ね
昼飯食ってくるが支援!>>1たのしいぞ!!
ノ L____
⌒ \ / \
/ (○) (○)\
/ (__人__) \
| |::::::| |このままじゃロータリーが危ういお!
\ l;;;;;;l /l!| !折角の希望の灯火が消えるお!
/ `ー’ \ |i
/ ヽ !l ヽi
( 丶- 、 しE |そ ドンッ!!
`ー、_ノ ∑ l、E ノ <
レY^V^ヽl
技術者たちは早速改良に取り組みだした
まずはロータリーエンジンの特性である「HCは多いが NOx が少ない」と言う点に注目した
※HC・・・炭化水素
____
/ \
/ _ノ ヽ、_ \
/ o゚((●)) ((●))゚o \ HCが多くてやばいお・・・
| (__人__) |
\ ` ⌒´ /
____
/ \
/ _ノ ヽ、_ \
/ o゚⌒ ⌒゚o \ けどNOXは少ないんだお・・・
| (__人__) |
\ ` ⌒´ /
____
/⌒ ⌒\
/( ●) (●)\
/::::::⌒(__人__)⌒::::: \ だからHCを積極的に燃やす熱交換器を作るお!
| |r┬-| |
\ `ー’´ /
よくわからんけどマツダにいたから支援
面白い。
>>1頑張れ
マツダ好きが支援
熱交換器、俗に言うサーマルリアクターの改良に乗り出した
だが・・・
____
/ノ ヽ、_\
/( ○)}liil{(○)\
/ (__人__) \ギャー!!
| ヽ |!!il|!|!l| / |まただお!!
\ |ェェェェ| /
耐燃性に優れていても、プレスすると粉々になったりと散々で有った
だが、何とか改良に成功し昭和44年(1969年)、アメリカ輸出用のロータリー車が完成、
輸出と相成った。
昔はバスにもロータリー積んでたんだよな
翌年昭和45年(1970年)12月、有名なマスキー法が制定される
当時、達成可能と宣言したのはマツダのロータリー、ホンダのCVCCだけだった
____
/_ノ ヽ_\
/( >) (<)\ 良かったお!
/::::::⌒(__人__)⌒::::: \これでロータリーは生き残れるお!
| |r┬-/ |
\ ` ̄’´ /
こうしてロータリーは何とか回復する。
排ガス規制最中、「ロータリーは排出ガス対策の本命エンジン」と
まで言われる様になったのは何とも皮肉な話で有る
ところが一難さってまた一難。
第1次エネルギー危機、オイルショックで有る。
____
/ \
/ _ノ ヽ、_ \
/ o゚((●)) ((●))゚o \ 排ガス解決したと思ったら今度は燃費だお・・・
| (__人__) |
\ ` ⌒´ /
ロータリーの燃費の悪さは相変らずだったのである
ロータリーのどこまでも吹け上がる様な感覚は神。タイプRも近い
アメリカではガスガズラー
(ガソリンがぶ飲み車。ギャル曽根を思い浮かべていただければ幸いだ)と言う汚名まで
着せられてしまった。1974年~1978年の5年間、辛い事を強いられる技術者たち
____
/⌒ ⌒\
/ \
/::::::⌒(__人__)⌒::::: \ロータリーはどうなってしまうんだお・・・
| |r┬-| |
\ `ー’´ /
このオイルショックで業績がガタ落ちしてしまったマツダ。
エンジン存続に関する議論も繰り広げられたが、
当時の経営陣は
____
/ \
/ ─ ─\
/ (●) (●) \ 「ロ-タリーエンジンの存続はメーカーの社会的責任であり、
| (__人__) | 既にロータリー事を愛用していただいている顧客への信義の問題でもある。
\ ` ⌒´ / 一日も早く、ガス・ガズラーの汚名を返上するお」
,,…..イ.ヽヽ、___ ーーノ゙-、.
: | ’; \_____ ノ.| ヽ i
| \/゙(__)\,| i |
> ヽ. ハ | ||
と断を下している次第である
こうして1974年、燃費改善のためのプロジェクト「フェニックス計画」が立ち上がる
す フェニックス計画 落ちても再チャレンジ ストレスをプラスの力に
べ すべては顧客のために 現状に甘えない 逆
て 「○○さんのような人になりたい」 向 つかみとれ 境
は 広島流 上 が
心 這い上がる い
なんだってやってみせる い
出来るさ そんな事もあるさ
/ ̄ ̄ ̄\ ロータリースピリッツ
常に自分を鍛える /\ / \ マツダの信念
俺たちは何にも負けない / <●> <●> \ 未
「やりたいこと」を「やれること」に | (__人__) | 来 人生をあきらめない
\ `ー’´ / へ
人生は自分で切り拓け / \ 挑
戦
やってできないことはない!!
こうして燃費改善に成功するが、まだロータリーの悪いイメージが払拭出来た訳ではなかった
γ⌒) )
/ ⊃__ ___(⌒ヽ
〃/ / ⌒ ⌒\ /⌒ ⌒⊂_ ヽ ロータリーいかがかお!
γ⌒)( ⌒) (⌒) \ ∩⌒) 三 三 三 (⌒ヽ∩/( ⌒) (⌒) |(⌒ヽ 燃費向上、スタイル良し!
/ _ノ :::⌒(__人__)⌒ 〃/ ノ ヽ ノ| :::⌒(__人__)⌒ ::| ⊂ `、 今度販売するRX-7は
( <| | |r┬( / / )) ≡≡ ≡ \ \ )┬-| / /> ) )) 大違いだおw
( \ ヽ \ _`ー‐’ /( ⌒) === == (( (⌒ )、 ヽ_ `ー‐’ ,/ / /
/ / \ \ /
ヽ_ ノ (
/ / / \
l / / ヽ ヽヽ
l / / / │∧ ヽヽ,
l │ / / / │││ / │
l l / /l /─’l ノ l / ノ│ l
l │ │l l=、l / ノ=l, / / /
l l ハ l< l l=└ ノ/ ノ/// //l / 悪いけど遠慮しておくわ
l l ハ ヽ ヽ │=ノ l / //l / ロータリーってそうは言っても燃費は割るそうだし
l ハ \ \─~ , l/ / ソ また今度にするわ
l \ │\、 ー ノ /
│ │ヽ │ / , /
│ │\ │─-、/>イ│//
l └ハ │ノノ┌ 、l, ソ
l...----¬~~~ヽ ヽ l 、 ハ ll l.ヽ 、____
/ ヽ ヽ ヽヽ/ ヽlノ ヽ ヽ ヽ
│ ヽ ヽ /l l l, l
│ ノ、 / \ │ l / \ │
そしてある一人の男がいた・・・・
,,‐´ __ ゝ
∠-‐´,, -‐’ ´ ll ll ll ll ll ヾ
/ ll lll ll ll lll ll ll ヽ
/ ,, ‐; ‐’ ~ ll ll lll lll ll | ロータリー・・・
,-‐’, ‘´ ll lll lll /| ll ll ll ll | あの突き抜けるようなエンジン
./l , -‐’´ ll lll /ll/. | .iヘ lll ll ll | フィーリング
.ll/ / l /ll.//l/ |ll| | llヽ、 lll ll |
/ ll./ ll.∠// .l/ , |.|-‐|.| ̄ヽ、 ll. lll |
./l//l / / `ヽ、| / | | ::\ ll ll| こんなエンジンが
../ //.|.=====、 __ ========::::| .l⌒ヽ .| 危機に瀕している・・・・
./ | ` ‐–゚‐/,::: ”” ` ‐-゚–‐ ‘ ´ ::|ll|⌒l | |
| :::/,:::::::: :::| |⌒l |lll| このままじゃ・・やばそうだな
. | ::/,::::::::::::: :::|l|6ノノ .|\
. |. /,:::::::::::__:::) :::::||、_ノ |::::::\ 俺がやらなきゃ
. l.(_:: :::::::/l ll|::::::::::::| 誰がやるんだ・・・
. l.  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ :::::::/ | lll |::::::::::::::|
l、 ___ ::::::/: | ll|::::::::::::::::|
_, -/l、  ̄ ̄ :::::/:: | |:::::::::::::::::|
_, -‘:::::::/::::::!. ::::/::: |.|:::::::::::::::::::|
::::::::::::::/::::::::::ヽ、 :::/::: |:::::::::::::::::::::|
:::::::::::/::::::::::::::l::ヽ、 ::/::: /l:::::::::::::::::::::|
::::::::/::::::::::::::::l:::::::lヽ/::: /::|::::::::::::::::::::::|
:::::/::::::::::::::::::|:::::::::|:::: /::::|::::::::::::::::::::::::|
::/:::::::::::::::::;:へ::::::::| /:::;:へ::::::::::::::::::::::|
/:::::::::::::/:::::::::\::|- 、 , -‐//:::::::::\::::::::::::::::|
::::::::::/::::::::::::::::::0:| ヽ / /:::::::::::::::::::::::\:::::::::::|
寺田陽次郎、ロータリーに見せられたレーサーである
/ ̄ ̄\
/ _ノ \
| ( ●)(●)
| (__人__)
| ` ⌒´ノ うちにチームを置く予算は無い。
| } やるなら君でやってくれ
ヽ }
ヽ、.,__ __ノ
_, 、 -― ””::l:::::::\ー-..,ノ,、.゙,i 、
/;;;;;;::゙:’:、::::::::::::|_:::;、>、_ l|||||゙!:゙、-、_
丿;;;;;;;;;;;:::::i::::::::::::::/:::::::\゙” ゙||i l\>::::゙’ー、
. i;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|::::::::::::::\::::::::::\ .||||i|::::ヽ::::::|:::!
/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;![ ]\:::::::::ヽ|||||:::::/::::::::i:::|
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|;;;;:::::::::::::::::::::::\:::::゙、|||:::/::::::::::|::::|:::
寺田陽次郎氏はマツダに「ロータリーでル・マンに出れば汚名返上できる」と言ったが
回答は上の通りだった
昭和54年(1979年、YMO/RYDEENが発表された年である)、
寺田氏は自分でチームを作り、ル・マンに殴りこむ。
チームの資金は企業を駆けずり回り集めたものだった・・・・。
マシンもrx-7サバンナベースの285ps。
相手のマシンは600ps。マツダの初デビューは波乱の幕開けだった
レーススタートして暫くするとマシンがピットに戻ってきた。
ドライバーがトイレに駆け込む
____
/ノ ヽ、_\
/( ○)}liil{(○)\
/ (__人__) \ぎゃあああ!!!お腹ピーピーだお!
| ヽ |!!il|!|!l| / |レースどころじゃないお!
\ |ェェェェ| /
_─-、 -‐;z.__
> ` ” ゙ <
/ ” ” ” “ ゙ ゙ ゙ ゙\
l ” ” “, ,ィ バ i ゙、 ゙、ヾ
| ” “ノlノメ、 |ノjムヘ. N
! r,コ| =。= ,。==ハリ
| |ヒ.j|  ̄ r_ \7 どうした?何食ったんだ?
j `ァヘ ──‐:7′
. _/∨ :::\  ̄ 人
-‐”'”´ |. ヽ. ::::`:.イ |`”‐- 、.._
| \ :::/ | .ハ
. | ,ヘ 〉 |へ. | l. l
l_/ ゚〈ー‐’| ヽ! │ |
|::::::| 「 ̄ ̄| | |
____
/ノ ヽ、_\
/( ○)}liil{(○)\
/ (__人__) \苺だお!そこにあった苺だお!
| ヽ |!!il|!|!l| / |
\ |ェェェェ| /
/ ̄ ̄\
/ _ノ \
| ( ●)(●)
. | (__人__) おい、この苺腐ってんぞ!
| ` ⌒´ノ お前こんなの食うなよ・・・
. | }
. ヽ }
ヽ ノ \
/ く \ \
| \ \ \
| |ヽ、二⌒)、 \
_─-、 -‐;z.__
> ` ” ゙ <
/ ” ” ” “ ゙ ゙ ゙ ゙\
l ” ” “, ,ィ バ i ゙、 ゙、ヾ
| ” “ノlノメ、 |ノjムヘ. N
! r,コ| =。= ,。==ハリ
| |ヒ.j|  ̄ r_ \7 しょうがねえ、俺がチョンボ取り返すから
j `ァヘ ──‐:7′ お前はおとなしくしてろ
. _/∨ :::\  ̄ 人
-‐”'”´ |. ヽ. ::::`:.イ |`”‐- 、.._
| \ :::/ | .ハ
. | ,ヘ 〉 |へ. | l. l
l_/ ゚〈ー‐’| ヽ! │ |
|::::::| 「 ̄ ̄| | |
寺田氏が気を取り直して再スタートしたが今度は整備不良でリタイア。
踏んだり蹴ったりのル・マンデビューである
3年後の昭和57年、再びル・マンにマツダチームが挑む。
今回はきちんとしたバックアップを設けた上での参戦だった
____
/ \
/ ─ ─ \
/ (●) (●) \
| (__人__) |もう、やるしかないお
\ ` ⌒´ /
ルマンレース完走目前の午後3時14分・・・
エンジンが変な音を立てる
_─-、 -‐;z.__
> ` ” ゙ <
/ ” ” ” “ ゙ ゙ ゙ ゙\
l ” ” “, ,ィ バ i ゙、 ゙、ヾ
| ” “ノlノメ、 |ノjムヘ. N
! r,コ| =。= ,。==ハリ
| |ヒ.j|  ̄ r_ \7 ちっ、ここまで来てエンジン壊すわけにはいかねぇ
j `ァヘ ──‐:7′ 一か八か、コース脇に止めて様子を見るしかないな
. _/∨ :::\  ̄ 人
-‐”'”´ |. ヽ. ::::`:.イ |`”‐- 、.._
| \ :::/ | .ハ
. | ,ヘ 〉 |へ. | l. l
l_/ ゚〈ー‐’| ヽ! │ |
|::::::| 「 ̄ ̄| | |
寺田氏はコース脇にマシンを止めるとエンジンを止め、休めさせる事にした
ルマン優勝は涙なくして見れない
がんがれ~~( ;・ω・)σ>>1
苺ピーピーって実話か?www
>>183
本当らしいよ
午後3:50分、エンジン始動するためにスイッチを入れる。
24時間走り続けたエンジンは限界に近く、かかるかどうかすら危うい状況だった
_─-、 -‐;z.__
> ` ” ゙ <
/ ” ” ” “ ゙ ゙ ゙ ゙\
l ” ” “, ,ィ バ i ゙、 ゙、ヾ
| ” “ノlノメ、 |ノjムヘ. N
! r,コ| =。= ,。==ハリ
| |ヒ.j|  ̄ r_ \7 俺は神を信じた事は一度も無い・・・。
j `ァヘ ──‐:7′ だけど、今は信じさせてくれ!頼む、かかってくれ!!
. _/∨ :::\  ̄ 人
-‐”'”´ |. ヽ. ::::`:.イ |`”‐- 、.._
| \ :::/ | .ハ
. | ,ヘ 〉 |へ. | l. l
l_/ ゚〈ー‐’| ヽ! │ |
|::::::| 「 ̄ ̄| | |
キュキュキュ、ボボボーウン・・・・
エンジンがかかり、無事完走を果たす
この完走が後の勝利の足がかりである
平成3年(1991年)、事実上ル・マン最後の出場となるこの年、
マツダにとって最後のチャンスと言っても過言ではなかった
この年、レギュレーション変更でロータリー出場は
今年限りになっていた
(93年のレギュレーション変更でまた出場できるようにはなったが)
____
/\ /\
/( ●) (●)\
/ :::::⌒(__人__)⌒:::::\今年しかチャンスはないお!
| |r┬-| |みんな、張り切っていくお!
\ ` ー’´ /
出場するメーカーは強豪ぞろいばっかり。
1886年創業の元祖自動車メーカー、メルセデス・ベンツ、プジョーなど
すさまじい列強である。
なにこのドラマチックな展開
レース中盤、3位にまで上がり込んだマツダ。
後はシルクカット・ジャガーとザウバーメルセデスC9をパスするだけである。
____
/\ /\
/( ●) (●)\
/ :::::⌒(__人__)⌒:::::\ここでペースを上げるお!
| |r┬-| |一気に勝利への階段を駆け上るお!
\ ` ー’´ /
その頃、プレスルームでは・・・
r-、_ ./ r–ィ / / イト ヽ \ ヽ
゛ヽ .イ/ ./ / ムム メ-_ヽ.| . --ー” ヽ
\ /// | ハ | | | | .| ヽメ” |
V/ / | | ハ _,| | ハ | .| | ヽ. / ./
ハヽ|/| |. イ| ̄リヽ ソメム | ハ L / /
ハ || | ハ レ==ミ -__|、| | ハ |.V /
.ヽ Vトハ | \|、,, . ” ̄ヾイ / | |/ / こりゃベンツの勝ちは確実ねw
ヽ ヽハ |ハ ..ト r―-, ” ハ / | | ./ さてと、記事起こさなきゃ・・・
ハ | :ヽ ヽ .ヽ、ヽ…ノ .ノイ / /|/ /
| ヽ / : メヽ ム.ヽ、. ィ_”/ |/ / : | / |
| ヽ ./ : | ヽ | フ==「: レ-ヘ | : | ./ |
.| .Y : .ム- |ト: : | イ : : ハ ヽ | : V /
.| ./ : 、. / ./ヽヘ/| メ” < \ : .| /
.| | : / ./ ヽ .y ヽ ヽ : | ./
.L|_:_…ィ : / : : : |/ : : : : | : . | : .|/
/ ̄ ̄\
/ _ノ \
| ( ●)(●)
. | (__人__)
| ` ⌒´ノ 冷静に考えて・・・
. | } 監督、このまま2位でゴールしましょう。
. ヽ } エンジン壊したらやばいですし
ヽ ノ \
/ く \ \
| \ \ \
| |ヽ、二⌒)、 \
ノ L____
⌒ \ / \
/ (○) (○)\
/ (__人__) \
| |::::::| | 何を言っているんだお!
\ l;;;;;;l /l!| ! われわれのエンジンは壊れないお!
/ `ー’ \ |i それに2位でゴールしても意味ないお!
/ ヽ !l ヽi 優勝してはじめて意味があるお!
( 丶- 、 しE |そ ドンッ!!
`ー、_ノ ∑ l、E ノ <
レY^V^ヽl
思い出して泣きそうな俺がいる
いいドラマだねぇ
ここでベンツvsマツダ、レシプロvsロータリーの火蓋が切って落とされたのである・・・
元祖自動車メーカーに楯突こうってのか!
/ ̄ ̄\ ジャパンロータリーなめんじゃねぇ!!
/ノ( ゝ 、_,ノヽ r’´ ゙ヽ /`ヽ ____屈辱はもうこれ以上は勘弁だお!
| ⌒(( ●)(●) ヽ ヽ从从/ / \ /\
. | (__人__) /⌒l \ \/ /て (●)liil(●) ノ( \
| ` ⌒´ノ |`”’| ∑ ヽ/ / そ / (__人__) ⌒ \
/ ⌒ヽ } | | ,)/ / \ く | |!!il|!|!l| |
/ へ \ }__/ / / /\ \ \i⌒ヽェェ| /
/ / | ノ ノ / / YYY\ \ \ \ /⌒,/´
( _ ノ | \´ / / \ \ / \ \/ /l
| \_,/ / \ \_/ \__ノ |\
.| / \ |) )
ヽ / \ ,r’ /
\ , ‘´ `’ , /ー’′
\ ( ) /
\ \ / /
ベンツとマツダ、競に競り合った末・・・
ベンツのC9がエンジントラブルでリタイア。そしてトップに躍り出たマツダ787B
それはずっとマツダのターンを意味していた
_______
:/ ̄| : : ./ / # ;,; ヽ
:. | ::| /⌒ ;;# ,;.;::⌒ : ::::\ :
| ::|: / -==、 ‘ ( ●) ..:::::|
,― \ | ::::::⌒(__人__)⌒ :::::.::::| : ついに、ついにやったんだお・・・
| ___) ::|: ! #;;:.. l/ニニ| .::::::/
| ___) ::| ヽ.;;;//;;.;`ー‐’ォ ..;;#:::/
| ___) ::| .>;;;;::.. ..;,.;-\
ヽ__)_/ : / \ ハァハァ….
やべえ泣けてきた・・・
来月RX-7FD3S2型からRX-8になります・・・
一方プレスルームでは・・・・
./ . : : . : : 〃/  ̄ l: l=lミ、!l: : : : . /’l } i
. : : : : : : : 乂 ゝト、i: : トl一’ノ、: ,’ | イ: . i .
: : ィ: . : : : : i 、_ゝニソヽ i 、: : : ≧メ、-l-/ |: : ’ .
. :/ゝ!: : : : i、: .|  ̄``三 ` 丶 : ∠ 乂/ イ: /. :
:/: : :i: : : :/ ヽ:l { lイtリ _彡:/: , : :i: :ベンツがリタイアでマツダが躍り出た!?
:/: : : 、: : { 丶 , 二 ̄丶、 `三 /: / / : /! :ふざけんじゃないよ!原稿書き直しじゃない!
|: : : イ:>、l 、 { └―‐-、‐、ゝ- {: : / /: : : / i: : / ったく、マツダコングラッチュレーション!
l:/二ソ ` \ `¨- ノ: ノ ´: : : : / i: :/そう言っておくわ!!
/ \ \ 。`≦ ̄. : : : : : :/. i /
, 、ヽ / 、__ -‐<: : : :/丁  ̄: / .ノ’
/ j } / \/l: /l: :/ /: : : /
チームベンツでは・・・・
/ / . : ヘ/! \
// / . /: : ∠、ム| . ヽ
/ ィ . / :/|: |: :/ ノ: 人: ハ
i/ . : . | .|{‐ |=ヘ{‐’! ` =ナ左、 V:|: .ハ
/ | :|: : |: :八 | o ヽ| ´ o ∨/: i |
|:i: : . 、 |{ ヘ! .彡 , ミ、 /メ| . ハ| 負けちゃった・・・
ヽ|ヽ: : .`| .三´ _____ ̄彡’/ . ://リ 何であんなカラフルなマシンに負けなければ・・・
> .\ |ニ. 二、,二.ヽ| /: //
/ : : ハ`` V: : : : :ン∠イ : : ヽ
/ . : :/ : \ \――/ /: :|: : : . :ヽ
/ . : : : :ィ: > ` ̄ イ: : 、 、、: : : : .ハ
/ . :/i/ “´ |  ̄ | `^``゙^\:、 : . ハ
i/ . :/ へ ノ __ Vニ、 ヽi、:、: i
泣けた
あんなカラフルなマシン
wwwwww
マツダ、「ロータリーエンジン発売40周年展」を国立科学博物館にて開催
http://journal.mycom.co.jp/news/2008/04/16/018/index.html
こんなんあるんだな
ベンツリタイア後、マツダは3時間も首位を独走し続け、
念願の「ロータリー勝利」を手につかんだ・・・
最後の最後で大逆転を果たしたマツダ・・・。
以後、マツダがルマンに出る事は無かったがこの勝利と栄光は日本人の誇りと言える
/ ̄ ̄\
/ ヽ_ .\
( ●)( ●) | ____
(__人__) | / \
l` ⌒´ | / ─ ─ \
. { |/ (●) ( ●) \
{ / | (__人__) |
,-、 ヽ ノ、\ ` ⌒´ ,/_
/ ノ/ ̄/ ` ー ─ ‘/>< ` ー─ ‘ ┌、 ヽ ヽ,
/ L_  ̄ / _l__( { r-、 .ト
_,,二) / 〔― ‐} Ll | l) )
>_,フ / }二 コ\ Li‐’
__,,,i‐ノ l └―イ ヽ |
l i ヽl
1991年・チームレナウンマツダ
そして寺田陽次郎氏はプロジェクトxでこう語っている・・・
____
/ \
/ ─ ─\
/ (●) (●) \
| (__人__) |「やっぱり1年がかり?こうやって何年も何年も追いかけて来たわけですから
\ ` ⌒´ / それはもう何者にも変えられないと言うかね・・・」
,,…..イ.ヽヽ、___ ーーノ゙-、.
: | ’; \_____ ノ.| ヽ i
| \/゙(__)\,| i |
> ヽ. ハ | ||
と言う訳で完全燃焼!!お付き合いただき有難うございます!
駄文とズレに付き合っていただき感謝し切れません。
また時間が有ったら開発物を書きたいと思います・・・
本当に有難うございます!
涙出てきたぜちきしょう
当時テレビで見て泣いたな
すげええって
でもHONDAが好きだったw
シルクカットジャガーかっこよかったな
当時ぷじょー(笑)って感じだったがその後強豪に
あうでぃ(笑)とか思ってたらいまや常勝だしな
>>1乙~
http://www.nicovideo.jp/watch/sm2041751
http://jp.youtube.com/watch?v=2kz39MWZy9c
終わってた!
>>1乙!!
ドイツ生まれ、日本育ちっていうと語弊があるかもしれんが
俺はロータリー大好きだ!
楽しかったぜ!!
でこれからFD編を書いてくれるんだろ・・・?
次は本田のマン島TT頼む
途中でやめようかと思ったけど、終盤になるにつれテンションあがって来たから
書ききれたw
やめなくて良かった。中途半端は嫌だし
787Bはルマン終った後も300kmレース程度なら完走できそうなコンディションだった、
って当時のチームスタッフが何かの雑誌で言ってた記憶がある。
ロリータと聞いて飛んできました
すごくわかりやすくておもしろかった
ありがとう
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